駒沢公園ハウジングギャラリーにコンテナハウスを展示している株式会社コンテナワークス様にのウッドデッキユニットフレームにかん太が採用されています。今回は本展示の設計・施工を手掛けた同社の専属施工パートナー、株式会社バローワークスの代表、宮川健一郎氏にお話をお伺いしました。
株式会社コンテナワークス:https://containerworks.jp/
株式会社バローワークス:https://valorworks.jp/
駒沢ハウジングギャラリー:https://kphg.jp/show-houses/makers/containerworks/12942/
駒沢ハウジングギャラリー

全部で3つのコンテナハウスが接地されており、そのコンテナハウス前に踊り場としてウッドデッキユニットが構築されています。

写真右側のブルーのコンテナハウスを囲うようにウッドデッキユニットが配置されており、薪ストーブや薪置場なども設置されています。


アメリカンフェンスと単管パイプの相性は抜群ですし、木材とも違和感なく調和していますね。コンテナの存在も相まって、インダストリアルが好きな方にはたまらない空間になっていると思います。

ウッドデッキユニットは接地部分が水平調整金具が使用され、傾斜や凸凹な地面でも水平を保つことができます。

写真左側はコンテナハウスが2つ横並びで置かれ、その前にデッキを作成されています。コの字の構成されたユニットの組み合わせは見栄えもとてもよく、使い勝手も良さそうです。

こちらの階段ユニットはキャスター脚になっており、平地であれが移動させることが可能です。

踊り場のデッキユニットもキャスターがしっかりと組み込まれています。キャスター金具は一つあたり耐荷重が163kgまで耐えられますので、スペック的には十分です。
インタビュー内容
※以下インタビュー内容抜粋

かん太採用のきっかけ
コンテナハウスの特長としてバラして別の場所へ持っていけるという点があります。単管パイプも同じく、一度組み立ててもバラして、また別の場所で組み立てて使えるという点で相性が良いと思い、単管パイプを検討しました。山中湖に住宅展示場があるんですが、そこでフェンスを作ろうと思った際にクランプを検討したのですが、やはりスタイリッシュではないという点がひっかかりました。意匠性が合うものをウェブで探した結果、かん太を見つけ、使い始めました。ホームセンターや他の同等品も検討したのですが、かん太が一番凹凸が少なくスタイリッシュでした。その後、山中湖の方にかん太を使用して薪置場も作りました。やはり採用のきっかけは「見た目」が大きいです。
かん太を使ってみた感想
ジョイントを使ってスタッフみんなで組み立てているんですが、はじめのうちはやはり不慣れなこともあり時間がかかりました。でも慣れてくると、DIY感覚で組み立てられます。今回はトレーラーハウスを展示しています。このトレーラーの前にキャスター付きのユニットで動かせたり、高さ調整ができるアジャスター付きの金具があったりと使い勝手が良いなと思っています。あと、設計にご協力いただけたのも非常にありがたかったです。デッキなど大掛かりなユニットは、ジョイントの形状を理解していない我々では設計から難しかったので、そこをお手伝いいただけたのは採用しやすかったです。
今後の展開
今後は外構フェンスなどで使いたいと思っています。やはり外構にあまり費用はかけたくないので、コスト削減ができ、アメリカンフェンスとの相性も良いかん太は使いやすいと思っています。今回作ったユニットもトレーラーハウスにピッタリ合うように作っています。これ自体をパッケージ化することもできそうな出来栄えです。